ビジネスフォンの利点
2021-03-12
先日お客様から突然電話が使えないので見てほしいというご要望を頂き、お伺いさせて頂いた時のお話をさせて頂きます。
電話が使えなくなった経緯や、いつ頃お気づきになられたのか等を、お伺いしたところ原因は、家庭用電話機と複合機の相性により誘発したトラブルということが分かりました。
初めにお客様は今後ナンバーディスプレイを使用したいということで、ナンバーディスプレイのお申し込みをしたところで電話が使用できなくなりました。
厳密にお話すれば、かけることは出来ても受けることが全くできない状況になります。
最初お話を伺った際は、端に家庭用電話機のナンバーディスプレイの設定であると考え作業をさせて頂きましたが家庭用電話機が正常に動くことはありませんでした。いくつか原因はありますが、複合機側の設定で電話が正常に起動する可能性もありましたが、複合機の設定や動作確認では復旧は出来ないと考えました。
なぜならそこでお使いになられている電話回線は単体だった為です。通常複合機を使用している会社さんや事務所様であれば回線は一般的に2本走っていることが多いです。
ただ、お客様によって使い方も様々になりますし業務に支障なくストレスが無いのであればコストが安い方に限ります。
しかし今回の場合お客様は今までと違うナンバーディスプレイの導入をしたいというニーズであった為に、本来電話回線は、家庭用電話機を使っておられる方で1回線の場合に限りますが、複合機を経由し変換し最後使用している家庭用電話機に回線が走る仕組みになります。
つまり複合機と家庭用電話機では1回線でナンバーディスプレイを使用できない事になります。
回線を分けるポートも存在はしておりますが現在市場には出回ってないので、回線は据え置きでビジネスホンに切り替えるだけで解決できます。ビジネスホンにはあらゆる状況を想定して作られているため複合機が邪魔しても正常に動作致します。
原因と解決策が分かりお客様もそれだったら便利だねということで今回を機に切り替えることになり解決致しました。
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